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2015年8月5日水曜日

2015年度の研究計画

2015年度から3年間に渉り、科学研究費の助成を受けて研究を行います。これまでの研究の上に立って、平安時代後期から鎌倉時代にかけて活動した僧侶たちの言語活動の実態を「注釈・論義」という仏教の教学に関わる場において成立した資料の調査から跡づけることを目的としています。

研究所年度にあたる2015年は、文献の基礎的な調査を実施します。東大寺図書館(東大寺総合文化センター内)や東京大学史料編纂所に出かけて、鎌倉時代に編纂された論義関係資料の調査を進めています。今後も各地寺院や博物館等に所蔵される資料の調査を行う予定です。

 研究種目:基盤研究(C)
 研究代表者:磯貝淳一
 研究課題名:注釈・論義資料の発掘及び文体記述に基づく仏教漢文書記史の研究
 研究期間:2015年4月1日~2018年3月31日(予定)



早朝の東大寺南大門(さすがにこの時間帯はヒトもシカもいませんでした)

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