2015年12月15日火曜日

研究発表(新潟大学言語研究会)

年末も迫ってきましたが、今年中に決着をつけたい研究課題に関わって、発表を行います。

新潟大学言語研究会(NULC)は、新潟大学や近隣の大学における言語研究者・大学院生の研究成果の発表、研究情報交換の場として、新潟大学人文学部の言語学系教員が中心となって運営している研究会です。研究対象となる東西の言語の種類や、理論言語学・応用言語学、あるいは共時的研究・通時的研究といった方法論上の相違を超えて、会員が自由な意見交換を行っています。この中では、私のように資料調査・日本語の歴史研究を行う人はめずらしいのですが…言語研究の隣接諸分野の研究はとても興味深く、自分の知見を広げる場となっています。

私が着任して最初の発表をした折には、「NULCで縦書きのレジュメを見るのは初めてだ」と言われましたが(笑)

○ 日時・場所: 12月18日(金) 17:30~ 学際交流室(新潟大学総合教育研究棟A棟3階)
○ 発表者1: 磯貝淳一(新潟大学人文学部) 「和漢混淆文における接続表現の文脈展開機能について」
○ 発表者2: 福田一雄(新潟大学名誉教授) 「日英両言語の『志向性モダリティ』について」

主催: 人文学部
共催: 人文学部プロジェクト「言語類型の記述的・理論的研究」,現社研プロジェクト 「言語の普遍性と個別性」,現社研プロジェクト「現代日本語の認識的モダリティに関する研究」,現社研プロジェクト「共時的・通時的観点による語彙・意味研究」,新潟大学 コアステーション言語科学研究センター

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