2018年3月18日日曜日

講演会に参加

(Facebookの方に書いたものをそのまま転載。)

参加しました。ルール大学ボーフム東アジア学部学部長のオスターカンプ先生の講演会。「ボーフム大学のシーボルトコレクションに伝わる蘭語学資料について」


新潟大学のコア・ステーションInstitute for the Study of the 19th Century Scholarshipの主催。私はこのコアステには所属していないが、私の授業を受講していたドイツの留学生から誘われたことと演題にも惹かれたことから参加(日本語でお話くださるという点も私には重要であった)。たいへん面白いお話でした。個人的には、知られていない文献の書誌的な調査の様子やオランダ通詞の日本語観を窺い知ることのできる日本語資料としての側面が興味深かったことでした。

オスターカンプ先生の専門分野は、私の興味の中心とかなり重なっているようで(すみません。後で知りました…どうりで「私は日本語の歴史、漢字文の研究をしています」と自己紹介した折に、「それは和化漢文もしくは変体漢文ですね」と即座に返されたわけだ)、もっとお話がしたかったなーと少し残念。ともあれ、たまに他領域の研究会に出てみるといいことがあるな。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

〈わたし〉のカリキュラムをどのように構築するか(前編)

【過去記事再掲】 大学における学び、とくに自らの専門性に関わる学びの中核がどこにあるかと問われれば、「授業」と答える人が多いのではないでしょうか。…多くいてほしいと願うのですが。(もちろん、授業外での学びが重要であることを私は否定しませんし、むしろ様々な学びが授業の外にもあって...