2019年4月1日月曜日

2019年度の研究

2019年度は、以下のテーマで研究を展開します。僧侶の言語生活に関わる和化漢文(変体漢文)の文体研究に加え、国語教育との連携的な研究を進めています。

① 注釈・論義資料の用字法と文章構造に着目した仏教漢文書記史の研究(継続)
[科研費:基盤研究(C)・代表者・2018~2020年度(予定)]
  • 覚鑁撰述資料のデータ化および文体特徴の解明
  • 宗性撰述「法勝寺御八講問答記」のデータ化
② 学びのプロセスと日本語書記史を統合する学習材・学習方法・カリキュラムの開発と検証(新規・内定)
[科研費:基盤研究(B)・分担者(研究代表者:鈴木恵・新潟大学教育学部)・2019~2021年度(予定)]
  • 日本語史の知見に基づく「国語科」定番教材の再定位

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