磯貝ゼミでは、年度末に1年の締めくくりの活動として旅行を実施しています。
3年生メンバーが幹事となり企画、4年生を送り出す意味も込められています。コロナ禍で中断したこともありますが、ゼミの行事として定着した活動となりました。他ゼミからの参加者もあり毎年賑やかです。
今年の目的地は、はじめての県外(これまでは新潟県内の観光地、温泉地がほとんどでした)に。会津若松を観光しつつ、山間の会津柳津温泉に宿泊します。また、これも初めてのこととなりますが、在来線列車を乗り継いでの移動です。新潟から会津若松まで約3時間、会津若松から会津柳津までは約1時間。冬の車窓の風景を満喫しながらの旅となりました。
まずは、新潟から福島まで磐越西線で会津若松に向かいました。2月後半に降った雪の影響が心配されましたが、なんとか予定通りに出発です。
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会津若松駅には赤べこ多め |
初日は宿に入る前に近隣を観光、市内をめぐる「まちなか周遊バス」を利用します。観光施設の入場割引も付いていてお得です。
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これは「あかべぇ」。2種のバスは路線、デザインが異なります |
まずは飯盛山方面に向かい「さざえ堂」に。中に入った人が上りと下りで互いにすれ違うことがないという、不思議な構造をもった木造塔です。まずは飯盛山。山上までスロープコンベアが設置されています。
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飯盛山へは「動く歩道」で |

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さざえ道に向かう道は除雪されているとはいえ、雪は深い |
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雪のさざえ堂 |
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天井部の見事な造形、ここから下ります |

さざえ堂からさらにバスに乗って今度は「会津武家屋敷」へ。
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会津武家屋敷も雪 |
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家老屋敷 西郷頼母邸の表玄関 |
先の飯盛山もここ会津武家屋敷も、会津の歴史や文化、何より幕末から明治初期にかけての動乱の時代を生きた人々の姿を今に伝える見事な(深い)歴史遺産でした。
初日の市内観光を終え、会津若松駅から只見線にのって会津柳津温泉に向かいます。
(「その2」に続く)