2015年8月1日土曜日

ゼミ(金曜日4時限目)の活動内容

今年度も昨年に引き続き、天草版『伊曽保物語』(エソポのハブラス)の読解と研究を行います(行っています)。担当者による作成資料に基づいた発表及び質疑が中心です。

ローマ字表記され、口語を反映しているとされる天草版『伊曽保物語』と、その後古活字版や製版本の形(漢字仮名交じり表記)で刊行され、文語的とされる国字本『伊曽保物語』との比較を行いつつ、当時の言語の実態や日本語の文章・文体の史的展開について考察を行います。

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