2016年4月7日木曜日

2016年度の研究計画

2016年度は以下のテーマを中心に研究活動を行う予定です。

① 注釈・論義資料の発掘及び文体記述に基づく仏教漢文書記史の研究
[科研費:基盤研究(C)・代表者・2015~2017年度(予定)]
  • 平安・鎌倉期に日本で先述された仏教漢文の文体特徴の解明
  • 各地寺院・図書館等に伝存する未公刊資料の原本調査
  • 漢字使用の実態に基づいたデータベースの構築と分析

② 学びのプロセスと日本語書記史を統合する学習材・カリキュラムの開発と検証
[科研費:基盤研究(B)・分担者(研究代表者:鈴木恵・新潟大学教育学部)・2016~2018年度(予定)]
  • 日本語書記の歴史における「複層性」の調査・実態解明
  • 日本語史の知見に基づく「国語科」定番教材の再定位

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