2016年7月23日土曜日

卒業論文テーマ発表会(ポスターセッション)を実施しました

7月22日(金)に「卒業論文テーマポスターセッション」を行いました。ゼミ内の行事ではありましたが、他の方々にもお声がけしたところ、ゼミ所属前の2年生、大学院生、国語国文の先生にも参加をいただくことができました。今期のゼミには、日本語史研究に加え、中古文学、近世文学、近代文学、言語学のゼミからも参加者があります。会場にはバリエーションに富んだ発表内容のポスターが並びました。

それぞれの卒業論文は、現時点ではまだまだ道半ば(それとも入り口?)という段階かも知れませんが、自身の構想やアイディアを他者と共有する過程を経ることで、一気に「進んだ」実感を持つことができたのではないでしょうか。仲間と語ることで、なんとか形にしたはずの言葉がまったく形を成していないことに気づく、逆にモヤモヤして形をとらなかった考えが明確に形をとり出す、という経験に行き当たることは、卒業論文執筆という基本的に孤独な作業の中で、ある種の「喜び」を伴う時間なのだと思います。







この後9月に実施される夏合宿の研究発表が卒業論文執筆作業の最初のヤマになるでしょう。4年生のみなさん、今回のポスターセッションのフィードバックを十分に活かして、明日からの研究を進めていってください。みなさん、お疲れ様でした!




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