題目:和化漢文の特質からみた「書記」について
和化漢文資料は、本邦で日本語の書記様式の一つとして成立し、長らく使用されてきました。これら漢字文の背後にどのような日本語の姿を想定するか、漢字表記と日本語との関係をどのように捉えるかは、方法論上の問題を多く含む課題です。仮名文を対象とするのとは異なる問いの必要性と漢字文であるからこそ可能となる研究領域の可能性について、「書記」概念の整理と共に考えます。
========1月16日追記========
学会プログラムが発表されました。
日時:平成29年2月4日(土) 14:00~17:30(受付13:30~)
場所:新潟大学附属図書館 ライブラリーホール(新潟大学五十嵐キャンパス内)
プログラム:
〈研究発表〉
- 日中再生説話比較研究―人・物と接触する魂について―
新潟大学現代社会文化研究科博士後期課程 劉 成竜
- 和化漢文の特質からみた「書記」について
新潟大学人文学部 磯貝 淳一
〈講演〉
- 曾良と芭蕉の越後―高田での誹諧を中心に―
新潟大学教育学部 山本 啓介
〈総会〉
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