2020年11月28日土曜日

新潟大学人文学部国語国文学会開催

 例年9月末に開催していた学会、今年度は12月5日(土)に開催することとなりました。コロナ禍の中、日程変更のみならず、オンライン方式での運営、内容の変更と例年とは異なる部分が多い会となりましたが、年一度の集い、みなさまのご参会をお待ちしております。

 今年度は、研究発表や講演を行わず、日本語学・日本文学の分野教員5名による話題提供という形で行います。「こんな話、あります~国語学・国文学の世界へ~」というテーマのもと、それぞれの専門分野(古代日本語論、近代日本語論、中古文学、近世文学、近現代文学)の研究に関する本を紹介したり、授業では機会がなくて伝えられなかったことをお話しします。ひとりあたり20~30分の話題提供後、質問タイムも設けます。私は「日本語史研究書の話―先人たちの書架から―」と題したお話をする予定。日本語史分野を研究する上で重要な研究書にまつわるお話ですが、取り上げる(お目にかける)のは「誰もが知る研究者の本棚に実際に置かれていた本」について。研究をする中で感じた「本の縁」についての話題を織り交ぜながら、日本語史研究の面白さを語ることができたらと考えています。

 詳細・参加申込みは「新潟大学人文学部国語国文学会」のBlogからどうぞ。

 

 

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