2017年4月6日木曜日

2017年度の研究計画

2017年度は、昨年に引き続き以下のテーマを中心に研究活動を行う予定です。今年度の新しいテーマとしては、課題の②に関わって昨年度末に立ち上げた研究会の本格始動があります。

① 注釈・論義資料の発掘及び文体記述に基づく仏教漢文書記史の研究

[科研費:基盤研究(C)・代表者・2015~2017年度(予定)]
  • 平安・鎌倉期に日本で先述された仏教漢文の文体特徴の解明
  • 漢字使用の実態に基づいたデータベースの構築と分析
  • 研究期間における成果のまとめと次期科研への申請準備

② 学びのプロセスと日本語書記史を統合する学習材・カリキュラムの開発と検証
[科研費:基盤研究(B)・分担者(研究代表者:鈴木恵・新潟大学教育学部)・2016~2018年度(予定)]
  • 日本語史の知見に基づく「国語科」定番教材の再定位

③ 「古典教育と古典教材研究の会」実施



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