2018年10月24日水曜日

卒業生来室

この春、巣立った卒業生。お土産を携えて遊びに来てくれました。大学も年々慌ただしさを増しており、訳が分からないままに日々が過ぎることも多いのですが…、こうして卒業生と話すことで、私は立ち止まって、満足感に似た気分を味わうことができます。毎度同じようなことを書いていますが。

学生のころとは違って、社会に出ると人に認められる(誉められる)ことは少なくなります。というか、ほぼありません(私だけかも…汗)。しかし、 卒業生が顔を出してくれることで、少し認められている自分を感じることができる、というわけです(私が一方的にそう思うだけなのですが)。みなさん、どんどん遊びに来て、指導教員を元気にしましょう(笑)

いま一方では、卒業生の皆さんにとって、卒業後も大学という場を意識して、知との繋がりを持ち続けることが意味を持つのではないかな、とも私は思っています。なにも本を持参して研究室で勉強せよ、と言うのではありません。かつて、大学生として学んでいた時には気づくことのできなかった、学問と世界との繋がりが、今の皆さんの目を通してであれば、発見できることもあるのではないかなあ、と考えるわけです。近況報告など不要です。おもしろい議論をしに来ませんか?
 
おみやげ、美味しくいただいてます





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